ファッションとけん玉で惹きつける『Bounce』田代 和樹さん

2019-06-28

鹿児島の天文館に構える、アパレルショップ『Bounce』オーナー・デザイナーの田代 和樹さん。その傍ら、けん玉のプレーヤーとして県内で活躍、イベントの主催もされています。

 

 

ーー鹿児島の中心地「天文館」に長くお店を構えている、田代さん。ここにお店を構え続ける理由や秘訣がありましたら、教えてください。

田代かずきさん(以下田代) それは天文館が好きだからですね、憧れの場所でもあって。

 

ーーお店をはじめてどれくらいになりますか?

田代  大学卒業して、そのままお店をしてるので。もう12年くらいになります。

 

ーー12年間、このお店の雰囲気というかスタイルに変わりはありますか?

田代  そこは基本的には変わらないですね。うちはずっとストリート系で。“カルチャーはストリートから生まれる”んで。そこは間違いないです。

 

ーー“カルチャーはストリートから生まれる” 格言出ましたね!

田代  誰か言ってるかもしれないですけどね(笑)

 

 

ーーけん玉のプレーヤーとしてもご活躍されている田代さん。けん玉をはじめるきっかけを教えてください。

田代  ずっと社会人バスケをしていたんですが、仕事の都合でなかなか行けなくなってしまって‥そのタイミングで、たまたまyoutubeで外国人のけん玉動画を見たんです。見た瞬間、「これだ!!」って。素晴らしい趣味を見つけましたね。“カルチャーはyoutubeから生まれる”(笑)

 

ーーあれ、格言ちょっと変わりましたね(笑)。

 

ーー田代さんはinstagramでご自身のパフォーマンスも発信されていますよね。カッコ良いです!
田代  僕らがけん玉を始めた2014年はSNSの流行りとけん玉の流行りがちょうどハマった時代。けん玉動画をアップすると、県内外やレスポンスがすごかったです。お店にも、今まで以上に県外海外のお客様もきてくれるようになりました。SNSすごいな〜って(笑)。

 

ーーあそこまでできるようになるには、1日どれくらい練習されたのでしょうか?

田代  うまくなるまでは、1日5時間くらいですかね。できるようになってからはそこまでやらないですが。

 

ーー技としては何個くらいあるんですか?

田代  うーん‥、何万とかじゃないですか?数えきれないというか、組み合わせて派生していくので。

 

ーーもうほとんどのことはできますか?

田代  いや、できないです(笑)。

 

ーー田代さん、オリジナルの技はありますか?

田代  いや、そういうの恥ずかしいんで(笑)。

 

ーー大会に出たりも?

田代  出てないですね。あるんですけど、広島で。

 

ーー広島ですか。東京とかでの開催ではないんですね。

田代  けん玉発祥の地なんですよ、廿日市市というところがあって。けん玉公園とか、街中けん玉のモニュメントがあったりします。

 

ーーそれはどんな人達が参加するんですか?

田代  日本人だけじゃなくて海外の方の参加も多いです。逆輸入スポーツなので、けん玉って。もともとは日本の歴史から生まれたものだけど。

 

ーー競技人口は増えてますか?

田代  けん玉は、減るけど増えるので。家族持ったりしてやめる人ともいるけど、その代わり下の世代が出てきたりで。

 

ーーけん玉のプレーヤーの呼び名とかって何かありますか?

田代  んー、僕らは『ダマー』って言ってますね。

 

ーー『ダマー』良いですね!鹿児島の『ダマー』が集まるイベントとかってあるんですか?

田代  僕ら主催のイベントが年1で、小さいのを開いてますよ。

 

ーー場所はどちらで?

田代  公民館!鹿児島市公民館ね、かっちょいい場所なんです。

 

ーー田代さんのストリートなイメージから、勝手にクラブ等での開催かと思っていました(笑)。

田代  暗いと見えないんですよ!けん玉って(笑)。

 

ーー(笑)。

 

ーー鹿児島の『ダマー』人口はどれくらいなんでしょうか?

田代  100はいると思います。

 

ーーきっと田代さんの動画をきっかけにはじめた方も多いんでしょうね。

田代  だと思いますよ。僕らしか多分いないから。

ーーこうやって扱っているのも初めて見ました。けん玉ってカッコ良いですね!

田代  ですよね!コスパもいいんですよ。1つ3,000〜5,000円くらい。しかもどこかに行く必要もないんで。一畳あれば、雨の日、雪の日、台風の日、いつでもできます。

 

ーーこれ一つあれば気軽にできるんですね!

田代  けん玉最強の趣味ですよ。まじで(笑)。

 

ーーやりたくなってきました!けん玉自体ファッション性もあって可愛いですし、こんなにお洒落なものとは。

田代  「けん玉」というワードを聞いて、通常、お洒落とは思いませんよね(笑)。そこで、僕らの強みでもあるファッションとけん玉を結びつけたんです。ただ、けん玉が上手い人ってたくさんいます。でもそれだけでは人を惹きつけられない。そこで、youtubeやSNSに投稿する動画を撮影する際、景色やファッションにも気を配り、動画を配信したんです。すると国内外のけん玉プレイヤー達から”鹿児島のけん玉をしている人たちはオシャレでかっこいい”、”けん玉ってオシャレなんだ”と話題となっていって。

 

ーーなるほど。そうやって鹿児島の『ダマー』人口が増えていってるんですね。このけん玉自体はメーカーが販売してるものですか?

田代  デンマークのブランドとか、アメリカのブランドがありますけど、今オリジナルで作ってもいます。青春のエアマックス95のカラーを使ったデザインや焼き印をいれたり。それがすごく好評で、全国からたくさん注文を頂いています。

ーー田代さんにけん玉を伝授してもらえる機会ってありますか?

田代  先日、桜島であった『WALK INN FES 2019』にも参加したんですが、『THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL』や、近々でいうと『GOOD NEIGHBORS JAMBOREE』に参加します!そこでみんなの遊び場〜みたいな感じでやる予定です。これからは地方のイベントとかにもどんどん出ていこうと思ってます!

 

ーーオリジナルのTシャツなんかも作られていますよね。

田代  全国一斉にけん玉が流行りはじめて、全国に各地にけん玉チームが増えて‥それぞれのチームがチームロゴを作ったり、チームのTシャツを製作していて。鹿児島のプレイヤー達も何か団結できるようなものはないかと考えた時に、”自分たちはチームでもないし、何かの団体でもない”、でも”鹿児島でけん玉をしているプレイヤー”ということをアピールしたい!との思いで、『KAGOSHIMA CITY (T部分がけん玉のシルエット)』Tシャツが誕生しました。で、それをインスタにあげたら、欲しいという人が増えたので、お店にも置き始めましたね。

 

ーー他にも”鹿児島だからこそ” のデザインのTシャツ可愛いですね!

田代  『WHAT THEY VINTE CRY / ワッゼビンテクライ』Tシャツに関しては、ぼくの口癖だったことと、生活してたら頭にくること多いですよね?(笑)。上司、先生、夫婦間だったり(笑)。でもなかなか言えない‥。じゃ、隠れメッセージ性の強いTシャツ作ろうと思って作りました。

それと、若い世代に向けて鹿児島弁アピール。人の口から口へと伝わっていく”方言の文化遺産”だと思ってるので、これをきっかけに鹿児島弁を掘り下げて欲しいなという思いも込めて。『Ho ga na i / ホガナイ』Tシャツに関しては、親からずっと「あんたはほがないね〜」って言われてたから(笑)。鹿児島にゆかりがある芸能人や、全くそうでないアーティストの方なんかも着てくださったりして。嬉しいですね!

ーー田代さんの中で熱くなる瞬間っていつですか?

田代  技を決めた瞬間はもちろん、大人になってからなかなか味わえない感覚なんですよ。

ちょっとやってみてもらって良いですか?

ーー私ですか?

田代  持ち方があって‥こうですね。こうやって回すんで‥、1かい下に下りて、まっすぐ上に立てるだけ。

 

ーーうおぉぉぉ!(3回目のチャレンジにて見事入りました)

田代  気持ち良いっすよね!これなんですよ。けん玉ってどんな人とも絶対仲良くなれるんです!国境も関係ない。めちゃくちゃ良いんです!

 

ーーすぐにでも購入してはじめようと思います!Tシャツも着て(笑)。ありがとうございました!!

 

 

 

 

店名 Bounce
住所 鹿児島市東千石町17-5 MIYAMAビル1F
TEL 099-223-9157
営業時間 11:00〜20:00

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記事担当者

宮本 恵子