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黎明館で アンデス文明展 国内開催は鹿児島が最後

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ナスカ、モチェ、ティワナク、シカンなど9つの文化の貴重な資料約200点を展示する同展。

 優れた意匠の土器や織物、高い技術で作られた黄金製品、人々の死生観を反映したミイラなどを通じて、相互に影響しあう中で生まれた独自の宗教儀礼や芸術、生活様式を紹介する。
 現在から約7000年前、世界で最も早くミイラを作り出したのはアンデスの人々だった。古代エジプトでは「来世での再生の願い」を込めてミイラを作っていたが、古代アンデスの人々は「人は亡くなったら新しい生命のステージに入る」と考えて生きている人と共存しており、食料を与えたり、時々取り出しては服を取り替えたり髪の毛を解いたりしていた。
 主催する南日本放送事業部の吉田環さんは「今回展示している少女のミイラは髪の毛やまつげも残っているので、じっくり見てほしい」と呼び掛ける。

「世界一の絶景」といわれるウユニ塩湖があるボリビアで栄えた「ティワナク文化」の出土品は日本初上陸。

 ティワナクの人々は人の顔や頭を作るのが上手で、当時の人がどのような顔をしていたのかがよく分かる。南米のアンデス山脈エリアに栄えた、さまざまな時代の文化を通して多様なアンデス古代文明の全貌を紹介。期間中、図録(2,500円)、「アンデスの塩パウダー」(486円)、「エケコ人形Mサイズ」(2,160円)、「インカコーラ」(140円)を販売している。

 吉田さんは「現代の日本に住む私たちの感覚とは全く違う、見たことのないユニークなものばかり。古代アンデスには文字が無く全容は解明されていないが、『ナスカの地上絵がどうして作られたのか?』『空中都市マチュピチュがなぜ、あのような場所にあるのか?』『数千年前に、なぜあれほど高い技術の黄金製品を作ることができたのか?』など、古代アンデス文明の歴史やロマンを、ぜひ体感してほしい」と話す。

開館時間は9時~18時。入場料は、一般=1,400円、高大生=1,000円、小中学生700円、未就学児無料。9月16日まで。月曜休館。8月12日、9月16日は開館。

提供元 : 鹿児島経済新聞

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